媒体別、集客効果をアップさせるポイントを解説

キッチンカーで働く女の子

新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの飲食店はなかなか利益が上がらず、頭を悩ませています。これまで以上に集客に力を入れて、お客様の利用を促すような対策をしなければなりません。

集客効果アップのポイントは媒体によって異なる

集客の方法は様々です。方法によって、より集客効果のアップを目指せるポイントが異なります。こちらでは、ホームページ、チラシ、DMの3つの方法について、以下で解説します。集客の際の参考にしてください。

■ホームページ
ホームページは、多くの情報を提供できるツールです。メニューの詳細や店舗のこだわりポイントなど、細かに伝えられます。

現代では、ホームページを利用した集客は様々な企業によって行われています。このため、ただホームページを作るだけでは、見てもらえない可能性が高いです。

ホームページを見てもらうには、検索順位の上位に、ホームページが表示されるような施策をする必要があります。この施策をSEO対策と言います。ほとんどの人は、検索順位の上位にあるホームページから確認します。検索順位の上位に表示されるようになると、より多くの人に見てもらいやすくなり、集客効果がアップします。

■チラシ
チラシは、その場ですぐに利用できる店舗を探しているお客様に対して大きな効果を発揮します。ランチやディナーの時間帯を選べば、高い集客効果を得られるでしょう。

チラシは、A4程度の小さな用紙に、必要な情報をすべて入れる必要があります。つまり、無駄なテキストやイラスト、写真を載せると、本当に必要な情報が届かなくなってしまうということ。このため、作成の前には内容の精査が必要です。

最低限掲載しておきたいのは、店名や地図、アクセス方法、連絡方法、そしてメニューです。ただし、情報を羅列するだけでは見てもらえません。一目見て目を引くような工夫も必要です。飲食店の場合、メニューの写真を使用するのがもっとも効果的です。この他、大きなテキストでキャッチーなフレーズを入れても良いでしょう。

■DMを利用する場合
DMのメリットは、お客様に合わせたアプローチができる点にあります。通常、DMは特定のお客様に対して送付します。ターゲットが分かっているため、年齢や性別、嗜好などに合わせて内容を変えることで、より訴求効果を高めることができます。

例えば、男性に送るDMなら男性が好むボリュームのあるメニューの、女性に送るDMなら女性が好むヘルシーなメニューの写真を載せることで、興味を持ってもらいやすいです。若い方なら、いわゆる「インスタ映え」するメニューに関心を持つでしょう。年配の方なら、あっさりしたメニューを好みます。このように、ターゲットに合わせて内容を変更できるのは、DMならではのメリットです。

DMを使った集客は比較的低コストで実施できますが、場合によっては送料が高額になります。送料を抑えるなら、大口割引を受けているメールカスタマーセンターが提供しているようなDM発送サービスの利用がおすすめです。

どの集客方法も、少なからずコストがかかります。費やせるコストや望む効果に合わせて集客方法を選びましょう。また、少しでも高い効果が出るように工夫しましょう。