業務用エアコンはどうやって購入する?購入できる場所や設置までの流れ

夏に向けてオフィスのエアコンを購入するなら、今から製品探しや工事の手続きをしましょう。オフィス向けの業務用エアコンは、家庭用エアコンよりも種類があり、選ぶまでに時間がかかると思われます。購入できる場所も、家庭用エアコンとは異なります。

業務用エアコンはインターネットで購入

業務用エアコンは、家電量販店ではほとんど販売されていません。販売されている店舗があったとしても、取り扱いのある製品が限られています。オフィスに合う業務用エアコンが見つかるとは限らないため、取り扱い製品を確認せず家電量販店に探しに行ってしまうと、無駄足になってしまう恐れがあります。

業務用エアコンを購入する時は、インターネットを利用するのがオススメです。インターネット上ならば、インターネットを販売している店舗や業者を簡単に見つけることができます。

設置までの流れ

業務用エアコンは、次のような流れで導入します。

①業者に見積もりを依頼する

②設置するフロアの図面を送付する

③概算の見積もりをもらう

④現場調査をしてもらう

⑤正式な見積もりをもらう

⑥契約・取付工事

企業によっては見積もりを依頼する前に、希望の製品を決めておくことがあります。

基本的には、最初に業者に相談すれば、後は業者からの指示やサポートを受けながら、業務用エアコンの導入手続きを進められます。

なぜ現場調査が必要か?

現場調査が必要な理由は2つあります。1つはトラブルを防ぐため、もう1つは正確な見積もりをもらうためです。

トラブルとは、追加の工事が発生したり、工事の段階になって部材の不足が起こったりすることです。設置場所について、事前に業者が調査をしておくことで、想定されるいくつものトラブルを防ぐことができます。

人員や取付工事に必要な道具も把握できるので、業者は人員・道具などを踏まえた正確な見積もりを作成できます。追加費用の発生を防ぐためにも、現場調査をしてもらう必要があります。

現場調査では、室内機や室外機の設置環境、配管ルート、ブレーカー容量などを確認します。業者によっては、現場調査の結果に基づいて最適な業務用エアコンを提案してくれる場合があります。プロの目から見た使いやすい製品をオススメしてくれるので、すでに購入したい製品が決まっている場合も、一度検討しなおしてみると良いでしょう。

取付工事は別途依頼が必要か?

購入する業務用エアコンが決まったら、取付工事をお願いします。取付工事を別途工事業者にお願いするか、それとも販売業者にそのままお願いできるかは、利用する業者によって変わります。一部の業者は、販売から設置まで一貫して請け負っています。

設置まで依頼できる業者なら、別途業者探しや手続きの手間が発生せず、スムーズに業務用エアコンを導入できます。一貫して対応してもらうことで、導入費用の削減も見込めるでしょう。

設置までを一貫して依頼するなら、メーカー指定工事店による丁寧な施工を強みにしている業務用エアコンの販売業者がオススメです。スピーディーに、満足度の高い工事をしてもらうことができます。

メーカー指定工事店に取付工事をしてもらうことは、業務用エアコンの使用者にとっても安心感に繋がります。長く使い続ける機器だからこそ、信頼できる販売業者に設置までをお願いしましょう。