レーザープリンターの買い替え用トナーのタイプは主に4つ。各タイプの特徴とは?

レーザープリンターの買い替え用トナーのタイプは主に4つ。

オフィスに設置されているプリンターの多くは、「レーザープリンター」と呼ばれるものです。レーザープリンターは、液状のインクではなく、トナーと呼ばれる樹脂の粉を溶かして定着させることで文字や画像を印字します。印刷のスピードが速く、インクを使用するインクジェットプリンターに比べてランニングコストを抑えられることから、レーザープリンターを使用している企業が多いと言われています。

トナーもインクと同様、使い切った場合は買い替えて補充しなければなりません。その際の製品選びは、印字の品質やコストに大きく関わるため、自社にもっとも合ったものをお探しください。

トナーの特徴について、タイプ別に紹介

販売されているトナーには、「純正品」「汎用品」「リサイクル品」「互換品」の4つのタイプがあり、製造の仕方や製造している企業、価格などが異なります。以下、それぞれの特徴をご紹介しますので、購入の前にご確認ください。さらに、おすすめ度合いを「◎」「〇」「△」の三段階で評価していますので、併せてこちらも参考にしてください。

◎純正品

プリンターの本体を製造しているメーカーが生産している新品です。品質が安定しているので、文字や画像を綺麗に印字できます。トナーが原因となる不具合も起こりにくいです。難点として、他のタイプに比べて価格が高い点が挙げられますが、もっとも安心して使えます。

〇汎用品

プリンターの本体を製造しているメーカー以外の企業が生産しています。基本的には純正品と同様、しっかりと作られた新品なので、安心して使えます。純正品に比べて低価格で購入できますが、メーカー保証が受けられないので注意が必要です。購入する場合は、販売店による保証がついているかを確認しましょう。

◎リサイクル品

空になった純正品のカートリッジを洗浄し、新しいトナーに詰め替えた製品です。純正品とほぼ同じ品質でありながら、再生品(中古品)なので安価に販売されており、もっともコストパフォーマンスに優れています。また品質保証をはじめとしたサポートが充実している販売店が多いです。
すべての商品に1年保証つき。カートリッジの交換や修理にも対応
コストを抑えつつ安心して使えるので、リサイクル品のトナーはおすすめです。

△互換品

主に国外で製造されている製品で、価格面に大きなメリットがあります。他のタイプに比べて格段に安く購入できますが、中には模造品や偽造品などが混ざっているため、印字の品質はあまり良くありません。プリンターが故障する危険性もあるため、互換品を購入する時は必ずメーカーをチェックして、信頼できる工場で作られているものを選びましょう。

以上が、各タイプの特徴となります。いずれのタイプの製品を購入する場合も、トナー選びに失敗しないためにはメーカーの確認と保証の有無、販売店のサポートについて事前に確認することが大切です。よくご確認の上、ご購入ください。